独立開業した職種・成功談・失敗談を大紹介

独立開業をしたい人は必見!独立開業してからの成功談・失敗談などの経験を職種別にご紹介します。どの職種が独立開業で成功するのか、失敗しないのか、実際に経験した人の経験談ばかりを集めてみました。今後独立開業したい人の参考になれば幸いです。

バス大好き人間が独立開業「バス会社の社長」になった体験談

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東京オリンピックに向けてバス会社で独立開業

私は東京オリンピックに合わせてバス会社を立ち上げてひと儲け!と考えてバス会社で独立開業しました。今のところは順調な独立開業です。

独立開業してバス会社を設立しようとしたきっかけ


東京オリンピックが正式決定した2013年、私は、これまで頭の中で思い描いていた「バス会社の独立開業」に動くべく、各役所関係を歩き回っていました。


そもそものきっかけは、以前に勤めていた旅行会社での何気ない会話が始まりでした。
「旅行会社の企画マンが自分で企画したツアーに、ドライバーとして運転手までやれれば一石二鳥だよね」という会話。


そうか、旅行会社企画マンは自分で作った旅行を実際に添乗することはあっても、さすがにバスの運転までする企画マンはいないなと、その時初めて思ったのです。


旅行会社に勤める前の私は路線バスの運転手をしていたので、大型免許は既に所持しています。よし!旅行を作って自分で運転までする、そんな「日本一小さなトータル旅行会社」を目指そうと思ったのが、きっかけでした。

 

旅行業界の当時の状況


当時は旅行業界に追い風が吹いていた時期でもありました。


一つは、先に述べた「2020年東京オリンピック」の正式決定の話題。もう一つは、中国をはじめ世界各国からの「インバウンド」の増加により、新車のバス製造の供給が追い付いていないという話です。

私はこれに目を付け、とりあえず、マイカーで言う「新古車」のバスを、独立開業するにあたって必要な最低台数5台のみ揃えることにしました。

 

バスの運転手は好条件を探して転職するのが一般的で、人材の流動性が活発な職種の一つでしたので、運転手は以前の私の職場の関係者等から探しました。バス台数分の人数を確保するのはそんなに難しくはなかったです。


独立開業してから現在の状況

 

無事に登記が終了し、営業許可が出た後、事業の開始となりました。現在まで無事故で営業を続けてられています。

 

これまでのところ、思い切って独立開業したのは成功と言えるのだと思います。ただ現在不安なのが、オリンピックが終わった後の反動により、旅行業界全体の冷え込みが懸念されている点です。

 

また、独立開業して社長職に就いている私自身も毎日バスを運転していますが、最近は目に見えて、インバウンドのお客様の利用が少なくなっています。

 

独立開業に際してかかった大きな費用の大半は、新古車のバス5台の費用です。相変わらずバスの需要が多く、現在でもかなりの値段で取引がされているのが実情ですが、事業をたたむ、いわゆる「引き際」を考えるうえでは、このオリンピック後の「冷え込み」と、中古バスの「売値」だけは特に注意しなければならないと、日々思っているところです。

 

オリンピック後の冷え込みはある程度の予想がつくのですが、バスの売値は景気だけでなく、かなり変わってくるので

 

独立開業してから最終的にどこを目指すかはその人次第!

 

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私は東京オリンピックまではバス会社を続けますが、その後は別の事業を考えています。バス会社はあくまで東京オリンピック目当てでの開業でしたので。

 

東京オリンピックまではバス会社で頑張り、その後一気に旅行業界が冷え込むようなら別の商売も考えなければいけないと思っています。

 

まずはそこまでに資金を貯めておく、そしてバスを処分して資金が残る状態までもっていくことを目標にしています。一生の仕事として選んだわけではないので、そこまでに稼ぐことが大切だと思っています。

 

独立開業してからの5年存続率が5%とか言われていますが、ある程度儲かった状態で止める人も多いのではないでしょうか?

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