独立開業した職種・成功談・失敗談を大紹介

独立開業をしたい人は必見!独立開業してからの成功談・失敗談などの経験を職種別にご紹介します。どの職種が独立開業で成功するのか、失敗しないのか、実際に経験した人の経験談ばかりを集めてみました。今後独立開業したい人の参考になれば幸いです。

ちょっと待った!住宅ローン持ちの独立開業

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独立開業前には生活固定費を極力抑えろ!


確実な事業継承や顧客継承がある場合を除き、通常は事業を始めた頃は閑古鳥が鳴きます。

 

この時、時間が経つにつれて精神的に苦痛を感じることは、「貯金残高」がどんどん減って行くことです。これは想像以上に不安になります。

 

精神的に弱ってくると負のスパイラルが生じ、何かにつけて考え方がネガティブになり、せっかくのチャンスを見落としたり、うまくいくはずの事すらうまくいかなくなるものです。


独立開業にあたっては、開業資金や運転資金の事はよく考えるのに、毎月の生活費用についてはあまり深く精査されていないことがあります。

 

固定費を削減することは経営の基本ですが、個人事業主の固定費は生活費の固定費も影響します。

 

例えば車を持っているなら売ってしまってカーシェアにするなどです。

 

住宅ローン持ちの独立開業には入念な資金準備を。


30代も過ぎれば、マイホームを持っている方も少なくないでしょう。住宅ローンで購入した場合、独立開業後でもローンの返済は毎月やってきます。

 

生活費を切り詰めれば、と考える方も多いようですが、例えば毎月10万円を返済している場合、年間120万円は確実にかかるのです。

 

生活費を減らすにしても限界があります。食費や光熱費を切り詰めたところで、他にも年金や社会保険料または国民保険料など、毎月どうしてもかかる費用が発生します。

 

車を所有していたら車検や任意保険、税金などもあります。ローン支払い中のマイホームにも税金がきます。30代ともなれば、冠婚葬祭という思いもしない出来事にも呼ばれます。これも結構痛いものとなってきます。


もし独立開業時、1年間の生活費として500万円を用意していたとしても、1年でほとんど無くなります。この貯金残高が100万円台に入った時、とても不安になるのです。

 


独立開業を考える時は、毎月の生活にかかる固定費を最小限にしておくことが、成功に近づく秘訣と言えるかもしれません。

 


そうかといって、ローン残高を無くすことはできない、という場合もあるでしょう。その場合は毎月の支払額をなるべく抑え、後で余裕ができたら繰り上げ返済です。

 


出来れば、退職金などでローンは完済あるいはそれに近い状態にしておき、それとは別に最低1年間の今後の生活費を確保、その上で独立開業資金を持ち合わせる堅実な独立開業準備をしておきましょう。

 


そうすることで、余計な心配をなるべくせず、前向きに突き進んでいくことが可能となります。

 

事業を成功させるにはお金の心配を可能な限りなくすこと

 

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余計な心配をなくすことは独立開業する上で非常に大切なこととなります。特にお金の問題を抱えると仕事のパフォーマンスが落ちてきて、従業員などにもあたってしまったりします。

 

そうなると業績はだんだん下がってきます。職場の士気も上がりません。負のスパイラルです。

 

お金の心配が全くなく独立開業できる人なんてほとんど存在しませんが、お金の心配はできるだけ減らしておくことが大切です。

 

そのためにも生活費、特に住居費は可能な限り減らしておきましょう。

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